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箱根湯本温泉にある、由緒正しき旅館「河鹿荘」
いつもは、ホテルのレビューをする時は大体サウナ付きのビジネスホテルが多いのですが、夏休みだし、ちょっとだけ奮発して、箱根へ旅行に行ってきました。
箱根自体は十分満喫しまくったのですが、宿のレビューとして、今回「河鹿荘」という旅館をご紹介したいと思います。
「河鹿荘」自体は箱根の玄関口である「箱根湯本温泉駅」から徒歩約5分。近くて便利。観光の拠点として泊まるのにとてもおすすめです。
ただし、ただいま箱根は外国人の方の人気も高く、かなりのバブル。そんな中、「河鹿荘」はコロナ真っ只(どの観光地も超閑散としていた時期)にも泊まったことがあるのですが、現在のようににぎわいを取り戻しても他のホテルみたいに、以前の2~3倍の価格に吊り上げるなんてことはせず、淡々と(?)価格は維持しているのが割と良心的だなあと。
そんなわけで、新宿からロマンスカーで約1時間半。小田原駅経由で箱根湯本駅へ着きます。
ホテルの場所はこのへん。
「箱根湯本駅」を降りて、商店街をぶらぶらして進むと、すぐに旅館が見えてきます。
ロビーでチェックインすると、ウェルカムドリンクが待っています。
ロビーラウンジの景色も、川沿いで、素敵。
宿泊サイトの受賞盾も飾ってあったりして、「うをっ」って思ってしまいました。
早速お部屋へ
ロビーラウンジで一息ついたあとは、早速お部屋へ。ワクワク。
広いです。きれいです。THE 和室です。
玄関から見るとこんな感じ。広さがわかるでしょうか。
アパの超コンパクトも嫌いではないですが、やっぱり日本人としては、畳の部屋にゴロゴロできるのは嬉しいですね。
ではさっそくお部屋の探検。まずはミネラルウォーターがあります。もちろん無料。
久しぶりに見た、抜くと課金される冷蔵庫。
ちなみに、持ってきたペットボトルなどを入れるスペースなどもあるので、安心です。
水回りです。歴史ある旅館なので、新品でピカピカというわけではありませんが、しっかり清掃をされているので、清潔感は十分合格レベルです。
大浴場があるので、使用する機会は多くないかもしれませんが、内風呂もしっかりついています。
全体像はこんな感じ。
そして、バス・トイレは別。なにげに便利ですね。
そして窓からの景色です。素敵。
ちょうど川のせせらぎが聞こえてきて、まさに癒しです。
広縁からの眺めはこんな感じ。お茶を飲みながらすっかり癒されました。
大浴場
お部屋で癒しの時間を満喫したら、温泉へ。
ここ「河鹿荘」は男性大浴場は2階、女性大浴場は6階となっていて、入れ替え制ではありません。うーん、ここだけ残念ポイント。入れ替え制にしてくれたら、どっちのお風呂も満喫できるのに、、、
と、ちょっと残念に思いながら、男性大浴場へ。
箱根の温泉は、無色透明でそんなにしょっぱくもないので、「おや?水道水?」と一瞬思ってしまいますが、しっかりと温泉です。
さすがでかいですね。しかも利用者がそれほど多くないので(自分が利用した時もこの大きな大浴場に数名しかいませんでした)、大きな浴槽でゆったりとお風呂につかることができます。
箱根湯本駅前の混雑っぷりを見ていたら、「もしかして旅館も激込みかも…」という一抹の不安があったのですが、そこはさすが高級旅館(笑)ゆったりのんびりと温泉につかることができ、素敵な時間を過ごすことができました。
露天風呂も素敵です。
実は、露天風呂のこのすだれの向こう側、部屋から見えた川なのですが、さすがに目隠しが立っていて、ちょっとだけ残念。川を眺めながらの温泉だったら素敵だろうけど、箱根の密度じゃ無理ですよね。。。
サウナもあるよ
じつは、サウナもしっかりと完備されています。温度は約90℃弱でしっかりアチアチです。
ただ、、、ただ、、、水風呂がなくて、、、サウナに入ったあとにととのうのが至難の業になっています(泣)
自分は水シャワーとジャージャー浴びて、なんとか体を冷やし、露天風呂でととのってみましたが、、、、あれ?意外とととのえた(笑)
水風呂はありせんが、サウナがしっかりと熱いのと、水シャワーでも結構冷やすことができ、結局のところ、まあまあととのうことができました。
まあ、サウナ自体も3~4人程度の小さなもの(といってもアチアチです)だし、旅館自体が歴史ある建物なので、今みたいにサウナと水風呂を付けるのが当たり前の時代よりも前に建てられたのでしょう。と前向きに考えてみることにしました。
そんなこんなで、サウナ自体はちょっと残念でしたが、温泉で癒されて、すっかり気分は上々。
非日常を楽しむことができました。
館内の施設
温泉でぽかぽかになった後は、館内の探検をしてみました。
おみやげやさん。結構充実した内容でした。
足湯。川を眺めながら、ここでも癒されポイントです。
ちょっと雰囲気が合わない(笑)ですが、ゲームセンターもありました。こういうところも昔の旅館っぽいですね。
そんなこんなで夕食の時間に
館内を探検してたら、すっかり夕食の時間に。
2食付きのプランだったのですが、夕食も、朝食も、なんと部屋出し。
まさに旅館。夕食は懐石料理です。
前菜。絶対自分では作れなさそうな料理が並んでいます。
刺身の盛り合わせ。器が氷なところが素敵すぎます。
この後、メインのお肉とごはんと続くのですが、すっかり酔っぱらって写真撮るの忘れてしまいました・・・(泣)一番重要なところを・・・ガックシ。とにかくお上品で、おいしかったことは確かです。
すっかりほろ酔いになったところで、お布団敷きの係の方が登場。なんで旅館の布団ってあんなにふわふわで気持ち良いのでしょう(笑)
お腹はいっぱいだし、布団はふわふわだしで、のび太くんのように、布団に横になって3秒で夢の世界へ行ってしまいました・・・
翌日…
朝起きたら、朝食をお部屋まで運んでくれます。これまたお上品&おいしい!
ビュッフェのように食べたいものを食べたいだけもありですが、こういう風に、お部屋で一品一品味わいながらいただく朝食の素晴らしさも捨てがたい!というか、こっちの方がいい(朝はあまり多く食べないのでw)
そんなわけで、夕食も、朝食も、お部屋もすっかり満喫し、とりこになりました。
チェックアウトするのが本当に後ろ髪引かれる思いでした。
まとめ
立地…★★★★☆(箱根湯本駅から徒歩5分。どこへ行くにも帰ってくるにも便利な場所です)
お部屋…★★★★☆(川側だったこともあり、広く、景色も抜群)
大浴場…★★★☆☆(温泉としては非常に広く満足。ただサウナーとしては水風呂なしがちょっと物足りない…)
食事…★★★★★(文句なしです。腹いっぱいではなく、胸いっぱいになる素晴らしい懐石でした)
コスパ…★★★☆☆(閑散期以外は決して「安い」とは言えませんただし、それだけの価値があると満足して帰ることはできるでしょう)
というわけで、お部屋・温泉・食事・全ての調和がとれていて、かつ、従業員のレベルも高い。
コスパで述べた通り、決して「安い」ホテルではありません。むしろ高級の方にカテゴリされる方だと思います。でも、ビジネスホテルに泊まって居酒屋コースといういつもの旅の楽しみ方もいいですが、特別な記念日などに特別な気分を味わってみるのも良いかと思います。
旅行自体非日常を楽しむものですが、よりその「非日常」が強く、そして思い出が深くなると感じました。
箱根自体、芦ノ湖をはじめ、美術館や登山列車など見どころがたくさんなので、ぜひ行ってみて欲しい観光地です。
ではまた、バイバーイ!
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