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両国の巨大スーパー銭湯
個人的な行きつけのサウナである千葉の江戸遊が残念なことに閉店してしまうということで、前々から気になっていた「両国湯屋江戸遊」に行ってみることにしました。
はるか10年以上前(たぶん)、両国の江戸遊には何かの時間つぶしで寄った記憶があるのですが、最近リノベーションをして、かなりおしゃれになっているという噂を聞きつけ、早速行ってきました。
ビル一棟すべてが江戸遊
とにかく全体が広いです。ビルそのものが江戸遊の施設になっているので、1階の受付から始まり、2階はお風呂、3階は食事処、、、と階ごとにそれぞれ施設が贅沢に使われています。休憩処も充実しているので、混んでても、見た目より混雑感を感じることなく、快適に過ごせます。
また、両国という土地柄からか、内装は「和」「下町」で統一されていて、すんごいでっかいのだけど、下町の銭湯にいるような、なんとなく安心感があるのです。不思議。
両国ならではのお土産も売ってます。ちょっと面白い。
内装も和テイストで、しかもセンスが良い。素敵です。
で、肝心のサウナについて
で、サウナーとしては真っ先に気になるサウナですが、まず大きさとしては中くらいの規模。3段構造になっていて、明確な人数制限は書かれていませんでしたが、それなりに間隔をあけて入ったら10人ちょいぐらいが限界かな~、と。
肩を寄せ合ってぎゅうぎゅうに詰めて入ったら20人ぐらいは入れそうですけど。とりあえず、ひろびろ~、とまではいきません。
しかしながら、ここのサウナをあなどってはいけません。毎時15分、45分にオートロウリュが行われ、例によってジョババババババババッ!と天井から水が噴き出してくるのですが、それが30分に1回行われ、そしてサ室が広すぎないということが功を奏し、オートロウリュの効果が完全に切れる前に次のオートロウリュの時間になり、サ室の中が常に良い感じの湿度が保たれています。
上部の温度計は90℃をちょっと超えるくらいを指していましたが、湿度と相まって、1ターン目から汗がドバドバでるわでるわで、「あれ、なんでだろう、、、昨日飲みすぎたからかなあ」と思っていたら、直前に行われていたオートロウリュのせいでした。この点ではレベルの高いサウナだといえるでしょう。
水風呂にも一工夫が
水風呂自体はいたって普通です。
温度計がなかったのですが、体感としては17~18℃くらいなか?やや冷たいような気がする、という程度です。しかしここの施設には水風呂の他に「滝シャワー」なるものがあり、バケツにたまった水を勢いよく自分にぶっかけることができます。
基本的に水風呂って潜るの禁止なので、どうしても頭が熱いままになりがちなのですが、これさえあれば、水風呂でクールダウンする前後にじょばー-----ッ!って滝行のように自分に水をかけることができます。
これがなかなか気持ち良い。名古屋のウェルビー名駅店も、水風呂の天井から常に水がどばどば落ちてくるという、クレイジーなサウナーにとってはたまらない施設なのですが、これはそれを想起させ楽しめる設備だなあと。
ととのいエリアは多くはない
で、水風呂入ったあとのととのいエリアですが、正直充実はしていません。
ととのい椅子が露天エリアに5個、普通のベンチが内風呂に1つ、と、土日にはととのい難民が出るであろうレベル感です。事実、平日の真っ昼間でさえととのい椅子が埋まっていました。
ただし、露天エリアのととのい椅子に座っていると、かすかに外から流れてくる風が体をなでていき、良いととのい方ができるのです。このへんは素晴らしい。
サウナがなかなかレベルが高いだけに、ととのいエリアもなんとか増やしてもらえると嬉しいのですが、どうでしょう?江戸遊さん?
浴場全体について
サウナのレベルは高いものでしたが、浴場全体はそこまでは広くはありません。
土日とかになったらイモ洗い状態になってしまわないか、ちょっとだけ心配になるレベルです。
ただし、下町の銭湯をイメージした作りは情緒あふれる感じがして、デザインはすごく好きです。デザインが秀逸なだけにあとちょっとだけ広ければなあ、という感想を持ちますが、こじんまりとしているからこそ、「下町の銭湯感」が出ているのかもしれませんね。
休憩処が充実しまくり
両国江戸遊の特徴は、サウナ以上に休憩処が充実しまくっていることでしょう。
公式HPには「4つのお休み処」と記載がありますが、館内を歩いていると、「ここにも休みどころがッ!、、、いや、ここにもあった!」てな感じであちこちにお休み処があります。これは本当に素晴らしい。お風呂入ったあとにゴロゴロすることに命をかけている人にとっては、非常に魅力的な施設といえるでしょう。
しかも、その一つ一つがコンセプトが違っていて、床にごろりんちょしたい人、テレビを見たい人、友人とダベりたい人(小さなお声でね★)、など様々なニーズに適用しています。
中には女性専用フロアもあり、女性だけが楽しめる秘密の花園が広がっています(たぶん)。女子会的な感じでくつろぎたい女性にはうってつけでしょう(入ってないからわからんけど)。
唯一気になったのは、マンガが少ない?というかない??
雑誌コーナーはあったのですが、いわるゆスーパー銭湯にありがちなマンガがズラーっと並んでいるコーナーを見かけませんでした。コンセプトにあわないからかもしれませんが、マンガ好きにとってはちょっとだけ残念ですね。
コワーキングスペースがある
両国江戸遊のもう一つの特徴は、「湯work」というコワーキングスペースがあるということです。
最近の流行として、スカイスパYOKOHAMAみたいなサウナ+コワーキングがあるみたいですが、ここもご多分に漏れず、サウナーの夢である
サウナ→リモートワーク→サウナ
のコンボができます。
しかも、ここのコワーキングスペースの特徴として、もともとお風呂場だった場所をリノベーションしているので、浴槽の中で仕事しているような感覚になり、サウナーにとっては夢のような施設です。
もともとサウナだった場所は会議スペースとして貸し出しているという、ユーモアも素敵。
この「湯work」、いたるところに元々のお風呂の施設の名残があり、個人的にはすごく好きです。そもそもコワーキングスペース自体の需要がどれぐらいあるかどうか、という問題もあり、「こんなの作るなら風呂を充実させろ」という意見もネット上でちらほら見ましたが(実際お風呂はちょっと小さいですし)、自分は非日常な空間で勉強や仕事をした方がはかどる人間なので、こういう施設は大歓迎。
また、仕事に利用しなくても、ただ単に本を読むのに使ったり、学生の勉強場所(昔は図書館やファミレスで勉強してたなあ…遠い目)に使えたりと、スタバの進化版みたいな使い方もでき、その利用方法は無限大だと思うのです。
最近、コワーキングスペースを併設しているスーパー銭湯やサウナが多くなってきましたが、ここ「江戸遊」は、「もともと浴室だった部分をリノベーションして、コワーキングスペースにしてしまった、という点においてもうアイデアの勝利ですね。
コワーキングスペースがただ単に「仕事や勉強をする場所の提供」から、「雰囲気を含めて楽しんで仕事や勉強ができる」という部分で、単なるワーキングスペースから、エンターテイメントエリアへと進化してしると感じました。
こういう遊び心、とても好きです。近くにあったら通ってブログ書くのになあ・・・なんて(笑)
食事処・岩盤浴もあるよ
でもって当然ですが、食事処もあります。
お名前も和テイストで「北斎」。和食中心のレストランです。
岩盤浴もあり、追加料金なしで岩盤浴を利用することができます。
入館した時点で、「タオル・バスタオル・館内着・岩盤浴着・岩盤浴用タオル」をセットでくれるので、お風呂入ってゴロゴロしたら、岩盤浴へGOという楽しみ方もできます。
営業情報とまとめ
場所は両国駅から歩いてすぐ。5分もかかりません。
ほぼ目の前。
車派の人もご安心を。近くに提携の駐車場がありますので、車で来ることももちろんできます。
てなわけで、都会のど真ん中でサウナも満足、休憩も岩盤浴もできる、ということで、そりゃ安くはないですよね。
営業時間:10:00~翌8:30まで
料金:大人2750円、中人2050円
料金に小人がないのは、中学生未満のお客様は入場できないからです。
家族連れのお父さんはがっかり…だとは思いますが、この落ち着いたコンセプトの施設のイメージを守るためには、お子様の元気な声とはちょっと合わせにくいのかもしれません。
自分自身も、スーパー銭湯に子供がいても全然大丈夫な派ですが、ことここに関しては、このルールが良い方向に活きている感じがします。
そんな大人のための楽園「江戸遊」ですが、確かにふらっと行くにはちょっと高いです。
そんなあなたのために、アソビューで割引チケットを用意しておきました(笑)
大人2750円→2380円になります!例によって入館直前にスマホでポチってもOK!
正直、割引率としては会員料金とほぼ同じなんですが、江戸遊の会員に入るにはそもそも別途1000円かかるので、「1年に何回もいかないよ」という方や、「一度割引で試してみて、気に入ったら会員になる」という使い方もいいかもしれません。
ちなみに、自分は千葉からなので、毎回割引チケット買う方がお得なので、次回もアソビューにお世話になります(笑)
両国の街の雰囲気も素敵だし、江戸遊も良かったので、また来たいな~と、思いました。
ではでは、またね、バイバーイ!
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